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ぬるヲタが斬る

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 星宮いちごさんの「フフッヒ」は日本アニメ黎明期から続く伝統の笑い方だった?

Twitterでずっとかいてたことなんですけど、ブログにまとめておこうと思います。
昨日、「きかんしゃトーマス」の二ヶ国語を同時に聞いていて、私、世紀の大発見をしたんです。
日本語吹き替え版では、女性キャラがアニメの笑い方(いわゆるフフッヒ)をするんですが、
英語吹き替えでは、そんな笑い方を一切しないのです。これ日本独特の表現なのかもしれません。

(※「フフッヒ」ってこんなの)



この「フフッヒ」の「ヒ」で息を吸うという演技については、以前、洲崎綾さんがラジオで話してたことがありました。

「あれ何なんだろうね。うまいこと語尾を処理するとそうなるよね。笑いっぱなしだと多分ナチュラルすぎて変なんだよね。」


(洲崎綾#70 該当部分12:43から)



やはり普通に考えると、「フフッヒ」の笑い方は不自然なんですよね。それを可愛く聞こえるようにしたというアニメ独特の表現のようです。そこで気になったのが、日本の萌えアニメが北米で発売されたとき、現地の声優さんが英語吹き替えをしてるけど、あれはどうなんだろうと思って確認しました。すると、やっぱり北米版の吹き替えでは「フフッヒ」をやってないんです。




この動画、すごくわかりやすくて、比較すると日本の方が圧倒的に気持ち悪い。みんな息を吸ってて、こいつら過呼吸なのかなって思うでしょ。北米版のほうが笑いとして自然だし可愛くもある。日本の異質さを感じます。

ちなみに日本アニメの影響を受けている中国アニメでは、向こうの声優さんも「フフッヒ」をやってたりします。



日本独自の表現と考えると、そもそも「フフッヒ」は、いつからやってる技法なのか気になって来たわけです。
2000年代に萌えアニメが大量に作られたので、その中で確立したのかなぁなんて想像したので、
ハルヒを見返したら、まぁ当然のごとくやってますよね。90年代に遡って「CCさくら」をみたら、
やっぱりやってるわけです。80年代前半の「ど根性ガエル」くらいまで遡ったら無いだろうと思ったら、
京子ちゃんがさり気なく、フフッヒをやってるんです。

おかしいなー、おかしいなー、やだなー、こわいなあーって思って、少女向けアニメの祖「魔法使いサリー」(1966年)の1話をみたんですよ。そしたら、サリーちゃんも「フフッヒ」やってるじゃないですか。白黒時代から「フフッヒ」だと!



どうも「フフッヒ」はTVアニメ黎明期から行われてる伝統的な技法だったようです。
ただサリーちゃんの「フフッヒ」は、1話から何度も出てきて、すでに技法として確立されてる感じが強かった。
更に古い「フフッヒ」を探すために、戦前の「桃太郎海の神兵」とか戦後の短編「トラちゃんと花嫁」や
日本初のカラー長編「白蛇伝」とか見直したんですけど、この辺は、アニメアニメした演技じゃないので
「フフッヒ」はやらないんですね。

だったらと思って日本初の毎週放送された30分TVアニメ「鉄腕アトム」を確認すると、ウランちゃんが
初登場する37話「ウランちゃん」(1963年放送)で最後にアトムとウランちゃんが笑って終わるのですが、
その時のウランちゃんの笑い方が「フフッヒ」っぽいんです。
Screenshot.png

これで最低でも1963年放送分のアニメでは行われていた古典的な萌え手法であったことがわかりました。
ただ、ここまでくると『もぐらの アバンチュール』とか『漫画ニュース』とか普通に見れないアニメまで
確認しないといけなくなるので、だれか研究して、最古の作品を教えてください。
あとウランちゃん役の水垣洋子さんはご存命だし、いまも81に所属中なので誰か「フフッヒ」について取材してほしい(他力本願)。
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